日本薬学会、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会の中国四国支部の第51回学術大会が11月10、11の両日、松江市の島根県民会館を主会場に開かれる。同大会は高校生を対象にした特別プログラムを盛り込み、「高校生オープン学会」として行われる。
大会では「薬学生実務実習」「薬剤師業務の新展開」をテーマにしたシンポジウム、各種特別講演、一般講演が予定されている。高校生向けには、2日間を通じて「薬学部・薬科大学紹介コーナー」を展開するほか、2日目午後には高校生セミナーとして堀江透氏(ディ・スリー研究所所長)の講演「自らの人生は自ら切り開け―薬学との出会い」、中四国支部圏の高校生が発表者となる「高校生シンポジウム」が企画されている。
同大会実行委員会(事務局:島根大学病院薬剤部内)では、「薬学や薬剤師を知ることのできる機会」として、多くの高校生の参加を呼びかけている。