米ファイザーと世界3位の後発品メーカーの米マイランは23日、日本の後発品事業で独占的な戦略的業務提携を結んだと発表した。後発品に強いマイランが研究開発・製造を担い、ファイザーが新薬メーカーのブランド力を生かしてマーケティング・販売を行う。これにより、両社の製品ポートフォリオは350以上に拡大。マイラン製薬のMR200人がファイザーに出向し、約1200人体制で日本の後発品市場に攻勢をかける。早ければ年内にも販売を開始する予定だ。
固い握手を交わす両社の幹部
品揃え350製品以上に
ファイザーは、2009年にエスタブリッシュ医薬品事業部門を立ち上げ、日本の後発品事業に本格参入した。特許が切れた長期収載品と後発品を「エスタブリッシュ医薬品」とする新たなカテゴリーを確立し、これまでに27成分58品目の後発品を投入してきた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。