厚労省人事
厚生労働省の10日付人事異動により、医薬食品局では、局長が木倉敬之氏から榮畑潤氏へ代わったほか、総務課長に松岡正樹健康局総務課長、血液対策課長に加藤誠実神戸検疫所長、薬事企画官に中井清人同局総務課長補佐が就いた。
宮本真司前総務課長は人事院交流派遣専門員としてヤクルト本社へ出向して広報室CSR・環境推進室副参事に、三宅智前血対課長は社会保険診療報酬支払基金審議役に、山本史前薬事企画官は医薬品医療機器総合機構(PMDA)新薬審査第2部長にそれぞれ就任する。
保険局では、医療課薬剤管理官に近澤和彦PMDA新薬審査第2部長が就き、吉田易範前薬剤管理官はPMDA審査マネジメント部長に就任する。
【医薬食品局新幹部の略歴】
▽医薬食品局長=榮畑潤(えばた・じゅん):1955年8月19日生まれの57歳。78年に京都大学法学部を卒業し、旧厚生省へ。年金局年金課長、医政局総務課長、保険局総務課長、医療保険・医制担当審議官などを歴任した。
▽総務課長=松岡正樹(まつおか・まさき):59年10月29日生まれの52歳。84年に東京大学法学部を卒業し、旧厚生省へ。PMDA企画調整部長、社会保険庁運営部医療保険課長、厚労省健康局生活衛生課長などを歴任した。
▽血液対策課長=加藤誠実(かとう・まさみ):56年9月29日生まれの55歳。87年に産業医科大学医学部を卒業し、旧厚生省へ。人事院職員福祉局職員福祉課健康安全対策推進室長、内閣府参事官などを歴任した。