協和発酵キリンは14日、造血幹細胞移植前治療剤「ブスルフェクス」(一般名:ブスルファン)について、日本を含むアジアでの開発・販売権を大塚製薬に返還すると発表した。2013年3月で契約を終了し、4月からは大塚が米国とカナダを含む世界9カ国・地域でブスルフェクスの開発・販売を手がける。
今回の合意により、協和キリンは大塚に対して、ブスルフェクスの日本とアジア6カ国・地域(中国、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ)での開発・販売権を返還する。また権利の返還に伴い、大塚から21億円を受け取ることになる。
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