小野薬品の相良暁社長は5日、決算説明会で、DPP‐4阻害薬などの新製品が「堅調に拡大した」と報告。中期的には、「後発品や薬価改定の影響が出るものの、新製品の拡大や新たな導入品・自社化合物の上市も含めて、増収基調で推移するメドが見えてきた」と力説した。
当中間期の新製品について、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」170億円(対前年同期比32・9%増)、抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心・嘔吐治療剤「イメンドカプセル・プロイメンド点滴静注用」39億円(同24・6%増)に拡大。加えて、アルツハイマー型認知症治療剤「リバスタッチ」17億円(同308・3%増)、骨粗鬆症治療剤「リカルボン錠」33億円(同155・1%増)と順調に伸長した。
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