食品化学新聞社(東京千代田区)、日本イージェイケイ(東京港区)の主催による「第18回国際食品素材/添加物展・会議(ifia JAPAN 2013)」および「第11回ヘルスフードエキスポ(HFE JAPAN 2013)」が、来年5月15~17の3日間、東京有明の東京ビッグサイトで開かれる(農林水産省、厚生労働省ほか後援の予定)。主催側では、両展を合わせ400社・700小間の出展、会期中の来場者3万4000人を予定しており、「例年以上に出展申し込みのペースが早く、健康食品産業の関心の高さがうかがえる」という。
「ifia」は、国内唯一の食品素材・添加物の専門展として、「HFE」は、健康食品・機能性素材に特化した展示会として、それぞれ国内外での認知度を年々高めている。
今回は『「製品力」~食といつまでも~おいしい、楽しい、大好き』を両展の共通テーマに掲げ、食品の開発・製造および食品の健康機能に関わる最新情報を発信する。
新たなテーマ企画として、「高齢者食ゾーン」「受託(OEM)ゾーン」(ifia)、「機能性おやつパビリオン」(HFE)が予定されている。このうち「高齢者食ゾーン」では、おいしい高齢者食をコンセプトに、技術革新が進む食品原料およびアプリケーションを提案する。特に嚥下や咀嚼を容易にする素材・添加物のほか、団塊世代をターゲットとするアクティブシニア向け食品や、機能性食品素材などを中心に展示を行う。
「機能性おやつパビリオン」(「日本を健康にする!」研究会との共催)では、妊婦から子ども・高齢者・学生・ビジネスパーソンなど、全ての世代それぞれの生活シーンをサポートする“機能性おやつ”について、食品メーカーと栄養士、大学・研究機関、流通が一体となって開発・普及を推進すべく、積極的な提案を行う。
なお、国際展示会の名にふさわしく、今回も海外から多くの企業が出展予定で、国際色豊かな展示会となりそうだ。最新情報については随時、公式サイト(http//www.ifiajapan.com)で発信していく。