神奈川県薬剤師会(加藤昇一会長)の通常代議員会が10日、横浜市内で開かれ、2013年度事業計画、予算、新公益法人諸規程などが、執行部提案通り承認された。日本薬剤師会の基準薬局制度廃止に伴い、従来の基準薬局制度に代わる県薬独自の新制度をつくるため検討会を設置するほか、セルフメディケーション推進に向けモデル薬局事業、県民意識調査に取り組んでいく。また、公益社団法人移行に伴う体制も整えたことなども報告された。
加藤会長は、公益社団法人としての新たなスタートに向け、定款や会員規定、会費規定の策定、代議員や理事・監事の選挙規定の整備などが順調に進んだことを報告すると共に、「これまで以上に、薬学・薬業の進歩発展、県民の健康増進のため、会員一丸となって取り組まなければならない」とあいさつした。
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