鳥居薬品が2015年度の経営目標に売上高630億円、営業利益55億円、純利益35億円を掲げる新中期経営計画を発表した。期間は13年度から3年間で、今月発売する抗HIV薬「スタリビルド配合錠」、承認申請中のスギ花粉症に対する舌下免疫療法薬「TO‐194SL(開発コード)」や高リン血症治療薬「JTT‐751」を牽引役に重点領域である腎・透析領域、皮膚・アレルゲン領域、HIV領域を強化する。
前中計は12年度に売上高500億円、営業利益60億円、純利益35億円を目指していた。実績ベースで営業利益と純利益は未達成だったが、売上高は目標を上回ったほか、新たなパイプラインの導入もあって、「大きな成果があった3年間」と総括した。
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