田村憲久厚生労働相は7日、閣議後の記者会見で、医薬品行政を監視・評価する第三者組織の設置に言及。「薬事法改正に間に合わせていく形で努力したい」と意欲を示す一方、薬害被害者団体が求めている政府提出法案での提出については、「閣議決定を乗り越えられるかどうか検討しているが、まだ結論まで至っていない」と述べた。
政府は、今通常国会への薬事法改正法案の提出を目指しているが、第三者機関の設置については、1999年4月に閣議決定した「審議会等の整理合理化に関する基本的計画」によって新たな機関の設置が制限されていることが障壁の一つになっている。
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