◆ジェネリックもバイオの時代である。既にEPO製剤やG‐CSF製剤などバイオシミラー3製品が国内で上市。大型の低分子医薬品はほぼ2015年で特許切れを迎え、その後には抗体医薬品の後続品が相次いで登場する予定だ
◆新薬系、GE専業、外資系の各メーカーが開発・製造で他社と提携しながら鎬を削る。先頭を切るのは抗リウマチ薬「インフリキシマブ」。世界で約61億ドルを売り上げるブロックバスターだ
◆GE抗癌剤に強い日本化薬が今年度の申請を予定し国内最速上市を目指すほか、GE国内大手の日医工が14年度申請を計画する。先発品とのシェア争い、さらには抗リウマチ薬市場全体をどう塗り替えるか、今後の抗体医薬のバイオシミラー市場の行方を占う
◆「グローバルでは、バイオシミラーのプレイヤーがほぼ固まってきた」との声もある。ただ、グローバル市場がそのまま国内市場に当てはまるかは未知数。GE薬の使用促進の流れに乗って、バイオシミラーで持続成長につなげられるかは、各社の事業戦略次第である。
ジェネリックもバイオの時代
2013年06月12日 (水)
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