日本薬局協励会(協励会)の第64回大阪全国大会が「“一意専心”協励の道~あしたも元気な協励薬局」をテーマに15、16の両日に開催され、全国から約1300人の会員が参加した。なお、大会前日には一般用医薬品のインターネット販売が閣議決定で容認されるという中で、協励会としては今後も「会として対面販売を通じ地域の生活者の健康、保健衛生、薬の安全・安心な使用のための活動に邁進していく」ことを確認した。
あいさつで前納秀夫会長は「協励会がモットーとする薬局経営の基本スタンスは“最大よりも最良である”ということを常に求めてきた」と前置きし、閣議決定でネット販売を認める方針が示されたことに対して「遺憾で、残念に思う」と述べた。その上で「今後、どんな困難があってもわれわれの信念を曲げるわけにはいかない。愚直なまでに(対面販売で)やるべきことをやる。薬局の存在について真に国民から理解を得るために、全身全霊を込めて取り組み、多くの方のお役に立てる薬局協励会を目指して精進したい」との決意を語った。
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