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各地で広がる電子お薬手帳の実証実験・実証事業

2013年06月20日 (木)
藤沢湘南台病院の説明カウンター(県職員が対応)

藤沢湘南台病院の説明カウンター(県職員が対応)

 薬局・薬剤師と患者、処方医を含めた連携ツールの一つであるお薬手帳だが、その電子化の試みが各地で始まっている。直近では神奈川県の「神奈川マイカルテプロジェクト」の一環として、まずは藤沢地区での電子お薬手帳の利活用について1年間の実証実験がスタートを切った。最近では大阪府薬剤師会が、来年9月に大阪府下全域での運用を前提に「大阪e-お薬手帳」システムの実証実験が箕面市でスタートしている。既に2年度目を迎えた上田薬剤師会・北海道薬科大学を中心とした実証研究では、生活に根ざす情報も備えることで、「患者、薬局の双方向情報ツール」としての活用を目指している。同じ電子版「お薬手帳」といっても、それぞれに目指す方向性、内容も異なっている。その目的や現状、今後の方向性の一端を探った。

「神奈川マイカルテ」が始動‐県の事業として1年間実験

 神奈川県では、「神奈川マイカルテプロジェクト」の取り組みを進めている。慶應義塾大学との共同研究・共同実験として、お薬手帳の電子化による効果等を検証するための実証実験を5月15日から、藤沢湘南台病院(同市高倉)を中心に周辺の数薬局との間でスタートさせた。5月末時点で3薬局が参加、近く4薬局に広がる予定だ。


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