健康日本21推進フォーラム調査
心房細動があり、脳梗塞を予防するために抗凝固薬を服用している患者の2人に1人が薬に不満を持ち、服用開始1年以上経ってからの中止者が4割強もいる。健康日本21推進フォーラムの調査で明らかになった。服用中止者の8割強が脳梗塞発症の危険性を軽視していることや、抗凝固剤の新たな選択肢を知ることで、中止者の9割以上が通院を再開する可能性があることも分かった。
中止率は4.3%で3万3000人
今年度からスタートした「健康日本21」第2次は、国民の健康寿命延伸を目的に、循環器病分野では「脳梗塞や心筋梗塞などの脳血管疾患・虚血性心疾患の死亡率の減少」を目標に掲げ、生活習慣改善や降圧薬服用等のコンプライアンス向上に取り組んでいる。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。