厚生労働省は19日、がん対策推進協議会を開き、第2期「がん対策推進基本計画」の中間評価に向けた議論をスタートさせた。この日の会合では、会長に門田守人委員(がん研究会有明病院院長)を選出。新たな体制でQOL評価などの検討を進め、2015年6月をメドに中間評価を行う予定。
昨年6月に閣議決定された基本計画では、癌対策の進捗状況について3年をメドに中間評価を実施し、協議会が必要な提言を行うとしている。これまで基本計画に基づき、緩和ケア推進検討会、癌検診のあり方に関する検討会、癌診療提供体制のあり方に関する検討会、今後の癌研究のあり方に関する有識者会議などが開かれ、個別施策の検討が進められてきた。
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