意識調査を実施
ファイザーは、慢性的な痛みによる通院経験がある全国の20歳以上の男女5150人と、慢性疼痛の治療経験を有する医師103人を対象に意識調査を行ったところ、慢性疼痛を抱える人の中で「現在通院している」のは36・7%に過ぎず、6割以上が「通院していない」状態であることが分かった。このほか、治療目標の設定や対話状況などで、患者と医師間に認識差があることもうかがえた。
調査は今年5~6月にかけ、インターネットで実施した。慢性疼痛を抱えながら「現在通院している」人は36・7%で、63・3%は病医院に通院していないと回答。通院していない人の理由をみると、「痛みが緩和したため通院していない」に「あてはまる」と回答した人が51・6%、「あてはまらない」が48・4%で、約半数の人は痛みが緩和していないにもかかわらず、治療を中断していた。
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