協和発酵キリンは自社創製した抗線維芽細胞増殖因子23(FGF23)完全ヒト抗体「KRN23」の開発・販売について、希少代謝性遺伝疾患に特化して新薬開発を手がける米ウルトラジェニクス・ファーマスーティカルと、協業・ライセンス契約を締結した。米国、カナダ、欧州における開発を協力して進め、製品化後は米国とカナダで両社が共同販売し、欧州で協和発酵キリンが販売する。メキシコと中南米ではウルトラジェニクスが開発・販売する。
FGF23は主に骨組織で産生されるポリペプチドで、腎尿細管でのリンの再吸収を阻害する。
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