
武田薬品は、現在発売中の「ベンザブロック」シリーズに比べて、より症状に合わせた新処方となった新たなかぜ薬シリーズ「ベンザブロックプラス」(指定第2類医薬品)を、4日から新発売した。「ベンザブロックSプラス」「ベンザブロックLプラス」「ベンザブロックIPプラス」で、いずれもカプレットタイプの錠剤、円形の錠剤があり、計6種類で構成する。7日から全国でオンエア開始した新CMでは、『新戦力、ベンザブロックプラス誕生!』をキャッチフレーズに、ブランドメッセンジャーとして女優の綾瀬はるかを継続起用し、早くもかぜ薬の需要期に向け、製品ラインナップがさらに充実したベンザブランドを強力に訴求している。
新シリーズは、好評発売中のベンザブロックと同様に、かぜが鼻からくる人には黄色の「ベンザブロックSプラス」「同Sプラス錠」、喉からくる人には銀の「ベンザブロックLプラス」「同Lプラス錠」、熱からくる人には青の「ベンザブロックIPプラス」「同IPプラス錠」と色別に展開し、生活者のかぜのタイプに合わせて選ぶシリーズ展開となっている。
「Sプラス、Sプラス錠」は、ヨウ化イソプロパミドとd‐クロルフェニラミンマレイン酸塩が、鼻水・鼻づまり・くしゃみを改善。トラネキサム酸が粘膜の炎症を抑え、喉の痛みを改善する。また、かぜの時に消耗しやすいリボフラビン(ビタミンB2)とビタミンPの一種であるヘスペリジンを配合。9種の成分がバランスよく働いて、かぜの諸症状を緩和する。税込み希望小売価格は、18カプレット1418円、30カプレット1869円、円形の錠剤の「Sプラス錠」が36錠1575円、60錠2079円。

「Lプラス・Lプラス錠」は、イブプロフェンが喉の痛み・発熱などを改善すると共に、L‐カルボシステインが痰を薄めて出しやすくする。さらに、塩酸プソイドエフェドリンが鼻粘膜の充血を抑え、鼻づまりを改善。6種の成分がバランスよく働いて、かぜの諸症状を緩和する。18カプレット1733円、30カプレット2499円、「Lプラス錠」が30錠1575円、45錠2079円。
「IPプラス・IPプラス錠」は、イブプロフェンとアセトアミノフェンの2種の解熱鎮痛成分の働きで、頭痛・喉の痛み・関節の痛みを改善する。また、かぜの時に消耗しやすいビタミンC(アスコルビン酸カルシウムとして配合)とヘスペリジンを配合。8種の成分がバランスよく働いて、かぜの諸症状を緩和する。18カプレット1733円、30カプレット2499円、「IPプラス錠」が30錠1575円、45錠2079円。
新シリーズの広告面は、テレビCMを中心に展開していく予定で、7日から放映が始まっている。綾瀬はるかを中心に、罹患者役として俳優の速水もこみち、女優の国仲涼子、鈴木ちなみの3人を新たに起用し、三つのかぜのタイプに合わせて優れた効果を発揮することを分かりやすく伝えていく。