22、23の両日、大阪市で開かれた第46回日本薬剤師会学術大会では、超高齢化社会を見据えたチーム医療、在宅医療のあり方など、薬剤師の将来像を探った。そこで、いくつかの発表をハイライトとして紹介する。
大阪e-お薬手帳、利用者には概ね好評‐全国的普及に向け努力
分科会「次世代型医療情報システム」では、今月から大阪府下でスタートする電子版お薬手帳「大阪e‐おくすり手帳」について、今年2月に実証実験を行った箕面市薬剤師会の藤本年朗氏が、実証実験に参加した患者、薬局側双方に行ったアンケート結果を報告。実験の対象患者の多くは若い女性で母親が多くを占め、ほとんどが実験に協力的で趣旨を理解し、専用アプリケーションをダウンロードした患者の利用希望率は87%と高率だったという。
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