健康・医療等に関わる専門職種と生活者らで構成する認定NPO法人のセルフメディケーション推進協議会(略称SMAC)では、生活者のためのセルフメディケーションの推進を学術的な側面から検討していくことを目的に、毎年学会を開催している。第11回目の学会が5、6の両日、城西国際大学の東京紀尾井町キャンパスで開かれ、様々な講演・発表が行われたが、このうち「ダイレクト・スイッチOTC医薬品の新展開」と題したシンポジウムでは、新たな効能を持ったOTC医薬品への期待と共に、情報の収集と正しい理解の促進に向けた取り組みを一層進めていく必要性も指摘された。
健康作り施策にOTCを活用‐社会での位置づけ、認知が急務
シンポジウムの演者は、黒川達夫(慶應義塾大学薬学部医薬品開発規制科学講座)、大槻哲嗣(大正製薬商品開発本部商品企画部)、安川憲(日本大学薬学部教授)、澤村淳(エスエス製薬研究開発本部メディカル&CROグループ)の各氏。
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