厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会「研究開発および生産・流通部会」は10月31日、開発優先度の高い6ワクチンを選定し、年内にまとめる予定の予防接種基本計画に明記することを了承した。また、新型インフルエンザワクチン開発・生産体制整備事業の追加公募で、公募した2社が不採択となったことの対応を議論したが、結論は出なかった。
予防接種基本計画に明記する開発優先度の高いワクチンの選定に当たっては前回、委員が国内と世界の必要性についてそれぞれ5段階、ワクチン開発の実現性を3段階で評価し、コメントを付ける方法を決定。この日の部会では、委員の評価点数と共に、予防接種推進協議会の評価点数を合わせ、特に開発優先度の高いワクチンを検討した。
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