◆いわゆる日本版NIHの関連2法案が自民党の合同部会を通過し今通常国会への法案提出が見通せる状況になった
◆安倍政権が誕生し、これまで言葉やかけ声だけが踊っていた感のある「日本版NIH」が本家とは大きく異なる形となり、未だその是非に議論があるのも事実。ただ、そうした構想が形となり、法案提出までたどり着いたことは一定の評価ができよう
◆先週の自民党の合同部会では「党内議論が不十分」などと異論が相次ぎ、今週の厚生労働部会を経た上で、改めて合同部会での了承となったわけだが、異論を述べた議員の発言を聞くと、党内手続きや細かい文言への指摘など、本質的な部分でなく、存在感を示すための反対との印象が強かった
◆一方で、ある議員は「小さく産んで大きく育てる」と言った。日本版NIHとは言っても、スタート時は約1000億円しか予算がない。その中で、可能な限り実施できる施策を行っていくのが筋である。国民に選ばれた議員である以上、そういった視点を忘れないでもらいたい。
「日本版NIH」自民党合同部会を通過
2014年02月07日 (金)
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