ジョンソン社長
今年１月に新社長に就任した日本イーライリリーのパトリック・ジョンソン氏は、都内で記者会見し、2013年業績が前年比９％増の1920億円と拡大したことについて、「過去５年間、製薬業界で成長率２位以内を継続している」と高く評価。20年に国内トップ10入りの目標に向け、今年は売上2000億円の達成を目指していく方針だ。
国内13年売上では、抗精神病薬「ジプレキサ」が５％増、骨粗鬆症治療薬「フォルテオ」が37％増、抗うつ薬「サインバルタ」が13％増、注意欠陥／多動性障害治療剤「ストラテラ」が56％増と主力品が大きく伸びた。持続的な成長に向け、ジョンソン氏は、「MRを200人増員し、1800人体制に強化する」と述べた。研究開発費についても100億円を投入する予定。
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