日本製薬団体連合会(日薬連)と日本一般用医薬品連合会(一般薬連)は、4月15日午後2時から東京大手町の経団連ホールで、「セルフケアと健康寿命─健康寿命を平均寿命に」をテーマにシンポジウムを開催する。日薬連に設置されたセルフメディケーション推進タスクフォースと、一般薬連のセルフメディケーション推進プロジェクトが中心になっての“初の共催シンポジウム”となる。
製薬業界関係者、行政関係者及びマスコミ等を対象に開催するもので、セルフメディケーション並びにセルフケアの視点から、国民の健康寿命を平均寿命に近づけるための課題を製薬企業、薬局・薬店、行政、学識者それぞれの立場から多角的に取り上げる。
当日は、内藤晴夫日薬連会長のあいさつに続いて、「健康寿命と糖尿病診断アクセス革命による糖尿病早期発見」と題して、指先採血によるHbA1c測定を薬局店頭で行い、未発見・未治療の糖尿病やその予備軍を見つける地域医療連携プロジェクトを主導している筑波大学大学院内分泌代謝・糖尿病内科准教授の矢作直也氏が基調講演を行う。
パネルディスカッションでは、杉本雅史氏(日薬連タスクフォースリーダー)を座長に、今別府敏雄氏(厚生労働省医薬食品局長)が「健康寿命延伸に向けた厚生労働省の取り組み」、塚本厚志氏(ココカラファイン社長)が「地域におけるヘルスケアネットワークの構築」、上原明氏(一般薬連会長)が「セルフメディケーションは高齢社会の医療問題に貢献します」をテーマに発表・討論を行う。
申し込み、詳細は一般薬連のホームページ(https:www.jfsmi.jp/)に掲載。