今年は全国の都道府県薬剤師会のうち、22道府県薬剤師会が役員改選を行う。既に3月末までに24都道府県が臨時総会を開き、一部“日薬方式”で会長候補者選挙を行っているが、今年改選の有無にかかわらず同方式を採用しているのは22都道府県、総会で会長選を行うのは3県だった。また、最終的に理事互選で会長等を選任するのは37都道府県となっている。現会長の平均年齢は64・9歳で、最も若い会長は奈良県薬の竹上茂会長(53歳)、最長老は埼玉県薬の内山宣世会長(80歳)、最も会長就任期間が長いのは1980年度に就任した長野順一栃木県薬会長だった。3月末までの本紙調査で明らかになった。
例年ならば日本薬剤師会と同様に過半数(35都道府県)で役員改選を実施するが、2013年に全国の36都道府県薬剤師会が新法人に移行し、新法人としての役員改選も行ったことから、今年改選を行う薬剤師会が減少した。また今年、役員の改選の有無にかかわらず、臨時総会で次期会長候補者を選出する“日薬方式”を採用しているのは北海道、岩手、秋田、山形、福島、東京、石川、長野、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、広島、山口、香川、福岡、佐賀、熊本、大分、宮崎、沖縄の23都道府県だった。
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