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【富士フイルム】AD治療薬のPII開始‐21年に日米で上市目指す

2014年6月11日 (水)

 富士フイルムは5月末に、富山化学が創製したアルツハイマー型認知症(AD)治療薬「T‐817MA」の国内第II相試験を開始した。ドネペジル塩酸塩で治療中の中等度AD患者を対象に、「T‐817MA」の有効性・用量反応性を検討する。米国でも6月から、AD領域で全米最大の研究機関「アルツハイマーズ・ディジーズ・コオペレイティブ・スタディ」(ADCS)と共同で日本の試験と同じ用法・用量の第II相試験をスタートさせた。日本が240症例、米国が450症例を計画し、日米第II相試験終了時期は2016年3月、21年の上市を予定している。

 「T‐817MA」は、脳の神経細胞を強力に保護すると共に、外部から情報を受け取る神経突起の伸展を促進する効果を併せ持つ。米国で実施した前期第II相試験で、軽度・中等度の患者で、認知機能評価スコアや全般的臨床症状評価などの有効性指標の悪化を抑制する傾向が認められ、安全性も良好だった。


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