日本薬局協励会(協励会)は14、15の両日、第65回全国大会を都内で開催した。今回は、協励会と事業部門である日邦薬品、さらには賛助メーカーが三位一体となって会員店の繁栄を目指すため「“隗より始めよ”~高めよう協励の絆、育てよう選定品」をテーマに掲げ、混合協励会、分科会や特別講演などの各種行事が2日間にわたり行われた。総会では、今年度の基本目標である「国民の健康づくりへの貢献」「協励薬局の繁栄」「会員の増加と育成」「事業部門の強化」に一丸となって取り組んでいくことが確認された。
前納秀夫会長はあいさつで、「協励会の会員薬局は、厳しい環境の中で薬局経営を行っている。最近は薬のインターネット販売が非常に目につくが、実際にわれわれが期待されている役割というものを考えた場合、調剤業務はもとより、薬の相談、健康に対する相談という店頭での対面販売がさらに求められているのだと思う。ネット販売の普及とは反対に、やはり身近に相談できる薬局があるということは、住民に期待される部分でもある」とした。
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