人材の裾野拡大・流動性必要
経済産業省の産業構造審議会産業技術環境分科会研究開発・評価小委員会は、革新的な技術シーズを核としたイノベーション創出に向けた「橋渡し」システムの全体設計と必要な具体策についての中間報告をまとめた。産業技術総合研究所や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)等が中心となり産学官連携を推進していくことや、人材の育成や裾野拡大、流動化の必要性を挙げている。
わが国の産業競争力強化のためには、革新的な技術シーズを活用した非連続なイノベーションを実現して新たな市場を創造していくことが必要となっている。国際競争の激化や市場トレンドの急激な変動など厳しいビジネス環境の中で、国の技術政策が産業競争力を決することから、各国でイノベーション実現の上で国が重要な役割を担った取り組みが進んでいる。
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