病院検索・医薬品検索サイトを運営するQLife(キューライフ、東京千代田区)は、薬剤師を対象に、抗凝固薬を服用する患者とのコミュニケーションに関する調査を行ったところ、約半数の薬剤師が抗凝固薬の疑義照会を行い、3割の薬剤師が患者の「ヒヤリ・ハット事例」に遭遇していた。また、薬剤師が患者に伝える情報と、薬剤師から聞きたい情報にややギャップがあることも示された。
「抗凝固療法患者とのコミュニケーションに関する実態調査」は、5月9~19日にかけて、1カ月当たり3枚以上、抗凝固薬の処方箋を説明・担当した薬剤師を対象にインターネットで実施した。有効回収数は99人(男性43、女性56)。回答者の居住地は、四国と沖縄以外の全国各エリア。勤務する薬局形態の内訳は、門前調剤薬局77・8%、市中の調剤薬局(独立した店舗)11・1%、ドラッグストア内の調剤部門9・1%、スーパーほか小売業併設の調剤薬局2・0%。
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