日本薬学会近畿支部は2014年度の新規事業として今年の夏休み期間中に、薬学生を対象にした「1日在宅体験プログラム」を実施した。在宅医療にかかわる薬局薬剤師に1日同行する機会を薬学生に提供し、在宅医療の現状や地域医療における薬剤師の役割について理解を深めてもらうために行った。近畿圏2府2県18薬局の協力を得て、9薬系大学から33人の薬学生が参加した。
主に、6年制薬学部の学生で薬学共用試験に合格した5、6年生や、薬剤師資格を持つ薬系大学の大学院生が参加。1~3人のグループになって各薬局の薬剤師に1日同行し、介護施設や個人宅でどのような在宅医療が実施されているのか、そこで薬剤師がどのような業務を行っているのかを体験した。
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