ガルデルマは、国内初の「癌性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減」の効能・効果を持つ癌性皮膚潰瘍臭改善薬「ロゼックスゲル0・75%」(一般名:メトロニダゾール)を新発売した。抗真菌剤「ペキロンクリーム」に続く2品目となる自販製品。年間売上2万本~3万本を見込んでいる。
ロゼックスゲルは、進行癌の皮膚潰瘍部位で増殖し、プトレッシンやカダベリンといった臭気物質を産生する数種類のグラム陽性・陰性嫌気性菌に対して抗菌作用を発揮する。2010年に日本緩和医療学会と日本緩和医療薬学会から、厚生労働省の「医療上必要性の高い未承認薬・適応薬検討会議」に、市販化に関する要望書が提出され、ガルデルマが厚労省から開発の要請を受けていた。