
湧永社長
湧永製薬は3日、都内のホテルで創立60周年記念式典を開催した。同社は1955年の創業以来、天然素材、特にニンニクに着目した研究を行い、その知見を生かした製品開発に取り組み、主力製品である滋養強壮剤キヨーレオピンも今年で発売55年目を迎える。式典で湧永寛仁社長は「レオピンシリーズは現在、液剤5製品、固形剤2製品となり、国内累計出荷本数は1億9000万本以上となり、滋養強壮剤を代表するトップブランドとなっている。今後も時代のニーズや変化に合わせて、レオピンシリーズの充実を図っていきたい」とあいさつ。集まった多数の関係者を前に、「今後もヘルスケア事業、試薬・診断薬事業、そして創薬事業を柱に、国内外を問わず全世界の人々の健康を願って挑戦し続けていきたい」と力強く抱負を述べた。
熟成ニンニク抽出液を配合した滋養強壮剤レオピンシリーズは現在、液剤シリーズ(5製品)、錠剤シリーズ(2製品)で展開中。さらに海外へは64年にオーストラリアへ初輸出し、その後72年に「ワクナガ・オブ・アメリカ」を設立。「Kyolic」ブランドとして世界各地へ進出し、レオピンシリーズ製品は日本を含め世界50カ国以上での販売実績を有する。
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