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【新潟薬大グループ】pH変化での甘味発現機構解明‐新たな人工甘味料応用に期待

2015年06月30日 (火)

 新潟薬科大学応用生命科学部を中心とした研究グループは、植物性の甘味修飾蛋白質であるネオクリンが、酸性(pH5以下)で強い甘味を発揮する機構を解明した。これは、pHの変化はネオクリンの会合状態を調整する因子であり、酸性での単量体の構造が甘味受容体に結合して甘味を発揮する本体であるというもの。新たな非糖系人工甘味料の開発や健康飲料などへの応用の可能性が期待できる。

 ヒトは砂糖をはじめとする糖鎖以外にも、アミノ酸や人工甘味料、甘味蛋白質など、様々な物資を甘味物質として感じている。ネオクリンは東南アジアに分布するキンバイザサ科の実に含まれる甘味蛋白質で、アミノ酸113個と114個からなる蛋白質がジスルフィド結合によって2量体化したヘテロ2量体であることが分かっている。


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