JCRファーマは、2015~19年度の中期経営計画を発表し、技術導出を含むライセンス事業の拡充や新薬3製品の上市などを通じて、14年度の売上高168億円から19年度には250億円、営業利益は14年度の20億円から19年度には50億円へと飛躍させ、売上高研究開発費率を15年度以降20%に維持する目標を掲げた。独自のバイオ技術、細胞治療・再生医療技術によりグローバルで存在感のある研究開発型企業を目指すとしている。
細胞治療・再生医療技術や赤血球造血刺激因子製剤(ESA)事業といった重点領域に医薬品を3製品投入する。ヒト間葉系幹細胞(MSC)を利用した細胞性医薬品「JR-031」は年内に承認取得を見込んでいるほか、ファブリー病治療薬「JR-051」は17年度に、腎性貧血治療薬「JR-131」は18年度にそれぞれ申請予定。
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