事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を商品パッケージに表示できる「機能性表示食品」制度が4月から始まった。その後、食品等メーカーの多くが安全性および機能性の根拠に関する情報を消費者庁に届け出ていたが、この新制度による商品が先月から続々と市場に登場してきた。医薬品関連業界からは、ロート製薬がアイケアブランド「ロートV」から、目の健康をサポートするサプリメントを6月24日に新発売したほか、森下仁丹も新たなサプリメントブランドを先月立ち上げた。さらに、「ディアナチュラ」ブランドを展開するアサヒフードアンドヘルスケアも、今月から新シリーズを展開する予定だ。
ロート製薬の「ロートV」ブランドは、1964年に発売した「V・ロート」目薬を初代とし、疲れ目をはじめとする様々な処方の製品を展開する。今回、同社初の機能性表示食品「ロートV5粒」が、アイケアのトップブランドから新登場となった。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。