治験支援事業国内大手のEPSホールディングスは、SMO(治験施設支援)大手の綜合臨床ホールディングスを買収すると発表した。買収は株式交換方式で実施し、EPS株1株につき、綜合臨床株0.39を割り当てる。来年1月の統合を目指す。両社は2013年3月に資本業務提携契約を締結したが、厳しい市場環境を踏まえ、受注拡大に結びつけるためには2社の統合が最適と判断し、合意に至った。両社合わせると、売上130億円超、提携施設数6000施設以上、治験コーディネーター(CRC)1000人体制という巨大SMOが誕生する。
イーピーエスは、今年から持株会社に移行し、国内CRO(医薬品開発支援)、SMO、CSO(医薬品営業支援)、海外治験支援の「グローバル・リサーチ」、中国のヘルスケア専門商社「益新」と五つの事業セグメントを展開している。綜合臨床の買収は、子会社「イーピーミント」が運営するSMO事業の強化を狙いとしたもの。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。