調剤薬局チェーンのクオールは1日付で、主力の保険薬局事業のさらなる機能充実に向けた組織変更を行った。薬局のブランド価値向上を図るため「ブランディング部」を新設したほか、国民が今後の薬局に期待することの実現に向けて創設した「専務室」を「健康サポート薬局推進室」に改称した。
保険薬局事業では、より地域に密着した医療提供実現に向け、「北関東薬局事業本部」を新設し、東日本支社を4事業本部体制に再編した。この再編に伴い、「北関東薬局事業本部」に「北関東第一事業部」を新設し、東日本薬局事業本部を「北海道東北薬局事業本部」に改称した。
今回の組織変更について同社では「選ばれ続ける薬局として、医療提供体制・地域包括ケアシステムの構築、医療機関の機能分化・強化、在宅医療の充実などに対応できる薬局の実現に向け事業推進力、環境対応力のさらなる向上が目的」としている。同日付の人事移動は次の通り。
取締役開発本部本部長兼ブランディング部部長井村光雄、取締役薬局支援本部本部長兼クオールアカデミー・教育研修部部長兼セルフメディケーション推進部部長恩地ゆかり、執行役員東日本支社北関東薬局事業本部本部長兼北関東第一事業部事業部長清水廣
健康サポート薬局推進室室長中村貴之、東日本支社北海道東北薬局事業本部東北第三事業部事業部長加藤聡、東日本支社関東第一薬局事業本部関東第一事業部事業部長小林真由美、同関東第三事業部事業部長岩井良和