財務省は、9日の財政制度等審議会・財政制度分科会に、骨太方針2015に盛り込まれた社会保障分野の改革に向けた主な検討事項と工程表を示した。速やかに検討・実施すべき事項で法改正を要するものとして、「スイッチOTC化された医療用医薬品の保険償還率の引き下げ」が挙がった。
公的保険給付の範囲・内容の適正化では、スイッチOTC化された医療用医薬品について、「保険償還率の引き下げ」を検討事項に挙げ、「速やかに関係審議会などで制度の実現・具体化に向けた検討を開始し、16年末までのできる限り早い時期に結論を得て、遅くとも17年通常国会に所要の法案を提出」とのスケジュールを示した。
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