免疫チェックポイント阻害剤2剤が米国で非小細胞肺癌適応を相次いで取得した。抗PD-1抗体「キートルーダ」(一般名:ペムブロリズマブ)が2日、抗PD-1抗体「オプジーボ」(一般名:ニボルマブ)が、わずか7日遅れの9日に承認を得た。悪性黒色腫から患者数の多い肺癌領域へと適応拡大しており、製品最大化が期待できそうだ。
抗PD-1抗体「キートルーダ」‐米メルク
米メルクの抗PD-1抗体「キートルーダ」が、PD-L1陽性のプラチナ製剤施行後に進行した転移性非小細胞肺癌(NSCLC)の治療薬として、米FDAから追加承認を取得した。
転移性NSCLCの適応で承認された世界初の免疫チェックポイント阻害剤となる。悪性黒色腫の適応では既に米国での承認を取得している。
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