12月14日に「オミックス創薬シンポジウム~人工知能(AI)を用いてビッグデータから創薬を目指す~」開催 日本オミックス医療学会

2015年10月20日 (火)

創薬シンポジウム開催趣旨

創薬を巡る戦略に関して、現在大きな転換期を向かえ、製薬産業の多くが新しく有効な戦略を鋭意模索していることは、誰しもが認める事実である。
そのなかでも最も有望な方向として、ヒトのReal world data・ビッグデータを創薬・育薬に応用するということが、医薬品業界の生産性向上の切り札として大きく期待されている。
しかしながら創薬研究から市販後調査までのデータを大量に蓄積しても、それをどう生かして、創薬戦略のための有効な「知識」の生成へと導くか、その方法論の開発が最大の課題になっている。

その一つの有力な方法として、大量データから知識を生成する人工知能(AI)の方法論を創薬・育薬に適用する研究が現在、熱い注目を集めている。
例えばIBM Watson システムの利用も1つの方途であり、また高機能・多層ニューロ・コンピュータとして注目を集めているDeep Learning システムを創薬、医療現場で応用することも、特に米国において積極的に進められようとしている。

本講演では端緒についたばかりのAI創薬の研究最前線をこの分野の第一人者にご紹介願う。

プログラム

総合司会

坂田 恒昭 氏
大阪大学大学院基礎工学研究科・特任教授
塩野義製薬株式会社 シニアフェロー

開会挨拶

13:00~13:10 田中 博 氏 日本オミックス医療学会 理事長

講演

13:10~13:50
「人工知能(AI)を用いてビッグデータから創薬を目指す」
田中 博 氏
東京医科歯科大学名誉教授
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 機構長特別補佐・特任教授

13:50~14:30
「医療創薬への人工知能応用の可能性」
辻井 潤一 氏
国立研究開発法人産業技術総合研究所 人工知能研究センター センター長

14:30~15:10
「ドラッグデザインする人工知能」
奥野 恭史 氏
京都大学大学院医学研究科 臨床システム腫瘍学 教授

15:10~15:30 コーヒーブレイク

15:30~16:10
「学習するシステムWatsonの医療・ヘルスケア分野への応用と今後の展望」
元木 剛 氏
日本アイ・ビー・エム株式会社 成長戦略 ワトソン担当理事

16:10~16:50
「ディープラーニングを用いたバイオ分子研究と創薬応用への可能性」
三宅 淳 氏
大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授

閉会挨拶

16:50~17:00 田中 博 氏 日本オミックス医療学会 理事長

情報交換会

17:30~19:30 会場:ソラシティカンファレンスセンター

開催概要

日本オミックス医療学会 第二回オミックス創薬シンポジウム

日時:2015年12月14日(月)13:00~17:00
会場:御茶ノ水 ソラシティカンファレンスセンター
定員:150名
参加費:会員:1,000円・非会員:7,000円

日本オミックス医療学会 情報交換会

日時:2015年12月14日(月) 17:30~19:30
会場:御茶ノ水 ソラシティカンファレンスセンター
参加費:3,000円

参加申し込み

申込フォームにて参加登録が可能です

*申込フォーム 参加のお申込みはこちらから

なお定員に達し次第締め切らせていただきます。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術