【満席のため参加申し込みを締め切りました】
2015年も最終コーナーにさしかかった。多くの出来事が目の前の景色を変えた年でもある。中でも社会保障、医療分野は大きな曲がり角を迎えている。これからの医療・介護を見通すための行政の動向から目が離せない。来年は「診療報酬改定」があり、中医協(中央社会保険医療協議会)での議論も最後の段階となっている。財政難・超高齢社会は医療費抑制に歯止めがかからず厳しい攻めぎあいが続いているのである。
特に、調剤報酬に関しては大幅な引き下げは不可避との論調となっているが、10月30日に開催された財務省の財政制度分科会の改定試案には具体的な点数案が示されていて、この通りに改定が行われたら薬局のダメージは計り知れないことになる。同時に厚労省から公表された「健康サポート薬局」「患者のための薬局ビジョン」など、かかりつけ薬局を巡る議論の中で様々な問題・課題が浮上している構図である。本質部分にメスが入らず斬り込んだ内容になっていないことから「選択と集中」のない調剤・在宅に比重がかかり、本来の地域薬剤師・地域薬局の役割が見えてこないのである。このような構図で地域包括ケアシステムが機能するのか不安を覚えるが皆様の見解はいかがでしょうか。
今回の研究会では、日本薬剤師会相談役の漆畑先生に目前に迫った診療報酬改定ならびに今後の対応策について独自の鋭い視点で語っていただきます。皆様の参加をお待ちしています。乞うご期待!
(参考)医薬分業の過去、現在、未来〔第9回〕社会保険旬報 2015.11.21号
日時
平成27年12月17日(木)15:00~17:00
会場
日本経済大学大学院渋谷キャンパス
東京都渋谷区桜丘町25-17
演題
次回診療報酬改定の影響と対応策(仮題)
講師
漆畑 稔 氏(日本薬剤師会相談役、日本ジェネリック医薬品学会理事)
参加費
会員(無料)、非会員:当日参加(3,000円)、学生:無料
定員
満席のため参加申し込みを締め切りました
*出欠連絡は(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)まで!
*会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:水野(090-1813-7067)
次回のご案内
2016年1月21日(木)15:00~17:00
テーマ:「地域包括ケアシステム構築と薬局・薬剤師の役割(仮題)」
講師:木村 隆次氏(青森県薬剤師会長、前日本介護支援専門員協会会長)
主催
医療・医薬品情報研究会