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シスメックスは、このほど中規模病院向け免疫血清検査装置として微量の献体で最高水準の感度・迅速測定が可能な全自動免疫測定装置HISGL‐2000i及び関連試薬を発売した。
血液中の蛋白質などを測定する免疫血清検査は、感染症、癌、心疾患、自己免疫疾患などの診断、治療経過の観察まで幅広く利用され、疾患の早期発見や治療に大きな役割を果たしている。
シスメックスでは今回発売した装置を、新たな免疫血清検査プラットホームとして提案し、患者の負担軽減や検査の質・効率の向上を目指す方針。
基本仕様は処理能力180テスト/時間で価格は2100万円。測定項目は今年度は感染症、甲状腺ホルモンを中心とした試薬を発売、以後、癌や心疾患の検査のための試薬へと拡充していく。
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