厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」は4日、抗癌剤「カペシタビン」(販売名:ゼローダ、中外製薬)について、「直腸癌における補助化学療法」の効能・効果を追加するなど、3件の公知申請を妥当と判断した。
直腸癌の補助化学療法に対するカペシタビンの有効性・安全性については、海外の臨床試験成績をはじめ、既に公表されている国内の論文や診療ガイドラインなどの記載状況から、医学薬学上公知と判断した。
用法・用量については、体表面積に合わせて1回900mg、1200mg、1500mgを朝食後と夕食後30分以内に1日2回、5日間経口投与し、その後2日間休薬することが適切とした。
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