厚生労働省の「がん対策推進協議会」は10日、2017年から5カ年の「第3期がん対策推進基本計画」の策定に向け、議論の進め方を検討した。その中で、「検診」「医療提供体制」「緩和ケア」の項目について検討会で課題等を集中的に議論した上で、8月をメドに協議会に提言を報告する。これを踏まえ、その他領域の項目を議論してきた同協議会で、さらに次期基本計画に盛り込むべき内容を議論し、年内に骨子案をまとめる予定。
同協議会では、昨年6月にまとめられた第2期「がん対策推進基本計画中間評価報告書」を踏まえ、さらに必要な項目を整理した「今後のがん対策の方向性について」、癌検診の受診率向上等を柱にした「がん対策加速化プラン」を踏まえ、第3期の次期基本計画に向けた議論をスタートさせる。
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