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薬剤負担軽減で相談したくても「敷居が高い」‐日本能率協会総合研究所が調査

2006年6月1日 (木)

 高血圧患者の約9割は薬剤費をより安くしたいと思っているものの、薬剤費の負担について医師に相談したことがあるのは1割未満であることが、日本能率協会総合研究所の調査で分かった。実際、約6割が現在の薬剤費は「負担」と感じているものの、その負担感を打ち明けられないのは、あきらめのほか、相談の方法が分からないといったことがうかがえる。同研究所は、医療従事者に対し「費用対効果の高い、より経済的な薬剤を選択することが今後強く望まれる」と指摘。薬剤費負担については医師へ相談する方法もあることを患者に伝えることが必要だとしている。

 これは同社の調査モニターである40082歳の高血圧患者に薬剤費や薬剤選択、負担増の対処法などの実態を調べたもの。1月にFAXで調査票を送信し、452人から回答(回答率60.2%)を得た。

 降圧薬の価格に対しては「高い」「やや高い」を合わせて52.2%。薬剤費が負担と感じる人は「やや負担」も合わせ58.7%に上った。

 医師の判断により同等の効果と安全性があると判断され、自らも納得できるなら、より安価な薬剤に変えたいと希望しているのは、91.6%に上った。しかし、実際に薬剤費について相談したことがあるのは6.9%と1割未満だった。

 相談しない理由に多く上がったのは、「薬剤費が安くなるとは思わない」(39.4%)、「どう相談したらよいか分からない」(33.0%)だった。

 負担増への対処法(複数回答)では、「家計全体で節約」、「趣味等への出費抑制」、「安い薬への変更を医師に希望」が半数以上だが、治療に影響しかねない「食費を減らす」「通院回数を減らす」といった回答も4割前後、薬ののむ回数を減らしたり、のむ量へ減らすといった回答も15%前後あった。同研究所は、今後の患者負担増によっては「受診抑制の懸念も示唆される結果」と分析している。




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