薬系ボランタリーチェーン大手のオールジャパンドラッグ(AJD)は19日、名古屋市内のホテルで2016年AJDチェーン全国大会を開催し、取引メーカー・卸、加盟社等の関係者約400人が参加した。大会テーマには『健康パートナーAJDチェーン~高齢化社会の暮らしを輝かせる地域健康ステーション』を掲げ、杉山貞之大会委員長(チェーン本部長・社長)は、「右肩上がりが続いたドラッグストア業界は、今まさに踊り場、転換期に入っている。少子高齢社会で市場が縮小する中でも、そこに新しいマーケットを創造できるチャンスがあるはず。地域の健康ステーションとなるべく、AJDではチェーンを挙げて活動を推進していく」との決意を表明した。
杉山氏は、昨年6月のチェーン大会で発表した15年度「基本方針」について、1年が経過しての中間報告を行った。基本方針では、ボランタリーチェーン(VC)への原点回帰が重要と考え、「共同販売機構としての役割を果たす」「新規ビジネスへの取り組み」「次世代(若手人材)の活用」──を掲げ、推進してきた。
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