琉球大学は17日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで、公開シンポジウム「沖縄における医療分野の研究開発の推進―西普天間住宅地区跡地における国際医療拠点構想及びOHMIC構想を踏まえて」を開催する。定員は200人で、参加費は無料。プログラムの内容は次の通り。
基調講演
▽健康長寿とシステム医学:日米30年の研究経験から―洪実(米国国立衛生研究所国立老化研究所特別協力員/慶應義塾大学医学部坂口記念システム医学講座教授)▽地域住民における認知症の疫学研究:福岡県久山町研究―二宮利治(九州大学大学院医学研究院附属総合コホートセンター教授)▽日本医療研究開発機構におけるバイオバンク事業の現状と今後の展望―菱山豊(日本医療研究開発機構執行役)▽これからの医療と沖縄におけるゲノム解析研究:沖縄バイオインフォメーションバンク構想―前田士郎(琉球大学大学院医学研究科先進ゲノム検査医学講座教授)
パネルディスカッション
パネリスト:洪実、二宮利治、菱山豊、前田士郎、藤田次郎(琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科学講座教授/琉球大学病院長)、ウルフ・スコグランド(沖縄科学技術大学院大学構造細胞生物学ユニット教授)
モデレータ:松下正之(琉球大学医学部長)
シンポジウムの申し込みは、15日18時までホームページ上のフォームかFAX[03-3581-9761]で受け付けている。問い合わせは、内閣府沖縄担当部局[TEL03-6257-1692]まで。