厚生労働省の「保険者による健診・保健指導等に関する検討会」は3日、生活習慣病予防を目的とした特定保健指導の対象者の選定基準について議論した。会議では、2018年度以降も現在の基準である「腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上」を継続すべきとの意見が多数を占めた。今後、7月上旬に開催予定の検討会で改めて検討し、月末をメドに18~23年度の特定健診・特定保健指導のあり方についての考えをまとめていく。
現在は、内臓脂肪の蓄積の評価・測定方法として、メジャーなどを用いて腹囲を測定する手法が用いられているが、測定誤差の問題が指摘されている。
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