国立がん研究センターは22日、2006年から08年までに癌と診断された人の5年後の生存率が62.1%だったと発表した。03~05年に診断された人の生存率を3.5ポイント上回ったが、前立腺癌や乳癌など予後の良好な癌の増加が全体の生存率を引き上げたとの見方を示している。
全部位の5年生存率は、男性59.1%、女性66%、全体で62.1%となり、03~05年に癌と診断された人の5年後の生存率58.6%を上回った。部位別の生存率を見ると、男性では高い順に前立腺97.5%、皮膚92.2%、甲状腺89.5%、女性では甲状腺94.9%、皮膚92.5%、乳房91.1%と生存率が高かった。
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