岐阜薬科大学は、10月1日付で寄附講座「香粧品健康学」を開設する。美白化粧品で発生した白斑トラブルなど、化粧品と副作用の関係を薬学的視点で研究すると共に、薬局やドラッグストア店頭で販売されている化粧品への知識や関わり方を薬学生に習得させるのが狙い。期間は5年間。地場化粧品原料メーカーの一丸ファルコスが総額1億5000万円を寄附する。
香粧品健康学寄附講座は、2020年3月31日まで約5年間設置し、一丸ファルコスが毎年3000万円を寄附する。特任教授には、元カネボウ化粧品執行役員、花王ヘルスビューティ研究所長を務めるなど化粧品研究に精通した井上紳太郎氏が就任。特任准教授には名古屋大学医学部で研究員を務めていた水谷由紀子氏、客員教授には一丸ファルコスから2人の研究員が就いた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。