第21回天然薬物の開発と応用シンポジウム=27、28の両日、千葉市の千葉大学薬学部120周年記念講堂で開かれる。プログラムは以下の通り。
特別講演
植物の天然物ケミカルバイオロジー=上田実(東北大院理)、多様性拡大植物抽出物を利用したケミカルライブラリーの拡充=大島吉輝(東北大院薬)
シンポジウム
天然物ケミカルバイオロジー:微生物の複合培養で得られる5aTHQとstreptoaminalの構造と機能=西村慎一(京大院薬)、天然物を合成するということ=横島聡(名大院創薬)、神経再生と癌の制御を目指した天然物基盤分子の創成研究=荒井緑(千葉大院薬)、海洋天然物で切り拓く新規薬剤標的分子=荒井雅吉(阪大院薬)
カティングエッジ生薬学:定量NMRを用いた食品中の食品添加物分析=大槻崇(日大生物資源科学)、コプシア属植物含有生物活性アルカロイドの探索と化学的研究=小暮紀行(千葉大院薬)、プロテインキナーゼC活性化化合物テレオシジンの生合成経路の解明とその制御=淡川孝義(東大院薬)、生薬エキス投与後に脳内で検出される成分の同定とそのアルツハイマー病改善メカニズムの解析=東田千尋(富山大和漢研)
問い合わせなどについては、同シンポジウム実行委員会[〒260-8675、千葉市中央区亥鼻1の8の1、千葉大学大学院薬学研究院活性構造化学研究室、TEL/FAX043-226-2923 E-mail:tennen@ML.chiba-u.jp]まで。